CDP(カスタマーデータプラットフォーム)サービスを提供するトレジャーデータは9月14日、営業部門向けの「Treasure Data CDP for Sales(CDP for Sales)」とコンタクトセンター向けの「Treasure Data CDP for Contact Center(CDP for Contact Center)」の二つのサービスの販売を開始した。CDPの活用がマーケティング以外の場面にも拡大していることから、新サービスにより顧客層を広げていく考えだ。
CDP for Salesは、企業情報や受注・契約情報、MA、SFA、CRMといった各種ツールのデータを集約・統合する。統合したデータをAIで分析することで、受注確度の予測などが可能になり、顧客対応の最適化や効率化を実現するという。
一方のCDP for Contact Centerは、コールセンターへの問い合わせ内容や購買履歴といった顧客データを集約し、CDP for Salesと同様にAI分析することで顧客一人一人に合わせたシナリオクリプトの自動作成などが可能だとしている。
現在、同社の顧客規模はエンタープライズが中心だが、中堅企業にもすそ野を広げていく方針を示している。三浦社長は「販路拡大のためパートナーの拡充に取り組む。具体的な施策については、年内に公表できるように現在、検討を進めている」と述べた。また、アジア地域での展開も加速させていくとし、アジア9カ国で総合デジタルマーケティング事業を展開するマレーシアのAxiata Digital Advertisingと協業することを発表した。(岩田晃久)
CDP(カスタマーデータプラットフォーム)サービスを提供するトレジャーデータは9月14日、営業部門向けの「Treasure Data CDP for Sales(CDP for Sales)」とコンタクトセンター向けの「Treasure Data CDP for Contact Center(CDP for Contact Center)」の二つのサービスの販売を開始した。CDPの活用がマーケティング以外の場面にも拡大していることから、新サービスにより顧客層を広げていく考えだ。
CDP for Salesは、企業情報や受注・契約情報、MA、SFA、CRMといった各種ツールのデータを集約・統合する。統合したデータをAIで分析することで、受注確度の予測などが可能になり、顧客対応の最適化や効率化を実現するという。