英アームは10月19日、IoT分野の開発を支援するフルスタックのソリューション「Arm Total Solutions for IoT」を発表した。その中核となるのがクラウド上でソフトウェア開発環境を行えるサービス「Arm Virtual Hardware Targets」だ。同サービスを活用することで5年掛かっていた開発時間が最短2年になるなど、開発スピードが大幅に加速するという。
 
ブルーノ・プットマン バイスプレジデント

 記者会見で同社のブルーノ・プットマン・バイスプレジデントは「IoT機器は大幅に進化している。一方で、多種多様なアプリケーションが存在し、開発が複雑になっていることが大きな課題だ。この課題をArm Total Solutions for IoTで解決する」と述べた。

 Arm Total Solutions for IoTは、三つの要素で構成される。一つめは、アームのCPUやNPU、インターコネクトなどをパッケージにした統合型サブシステム「Arm Corstone」。二つめはArm Corstoneと同等の機能をクラウド上で提供し、物理チップを利用せずにソフトウェア開発が可能となるArm Virtual Hardware Targets。三つめがエコシステム活動を推進する「Project Centauri」だ。