運用型テレビCMサービス「ノバセル」を展開するラクスルは、テレビCMの効果をリアルタイムに可視化する効果分析ツール「ノバセルアナリティクス」で用いられている効果測定技術の特許を取得した。これは、昨年11月10日に「特許第6792694号」で取得したテレビCM放映前後のサイトセッション数計測技術に続く、2番目の特許取得となる。この技術を用いて、ユーザーに対してスマートフォンアプリでサービスを提供する事業者の広告投資対効果をさらに明確化することが可能となった。

ノバセルアナリティクス

 CMは日本で最もリーチコストが安く、多くの人に情報を届けることが可能な媒体。しかし、テレビで「正しく適切な効果計測・投資判断ができている」企業はCM実施企業の約4分の1であることが同社の調査で明らかになっている。新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、広告投資判断が慎重になっている現在、適切な広告投資を行うことは企業にとって重要となっている。

 従来、テレビCMの効果測定は、視聴率をはじめとするさまざまな指標や手段で提供されてきたが、リアルタイムに放映効果を特定し、効果検証を繰り返すことは困難で、短期間での効果の最大化や適切な投資判断をすることができなかった。そこでラクスルは、アプリ事業を展開する広告主のビジネスインパクトに直結する数値での効果測定を可能とするため、テレビCM放映とアプリダウンロード数の関係を可視化する機能を開発した。これらは、前回特許を取得した「テレビCM放映前後のサイトセッション数計測技術」に続き、ラクスル事業での放映ノウハウを用いたノバセルの独自技術となる。

 今回特許取得(特許第6953643号)した同社の独自技術を用いることで、テレビCMの効果をクリエイティブや番組単位、放映エリアごとに可視化することが可能となり、デジタルマーケティングのように運用する「運用型テレビCM」を実現した。