ネットワールドは7月27日、DXで地域創生支援する十六電算デジタルサービスのグループウェアやメールサーバーなどの情報系システムを収容する仮想化基盤の再構築プロジェクトで、ネットワールドが提供するハイパーコンバージド・インフラストラクチャ(HCI)製品「Nutanix Cloud Platform(Nutanix)」が採用され、本格稼働を開始したと発表した。

システム構成図

 十六電算デジタルサービスの従来の仮想化基盤は、長年使い続けるうちにリソースが逼迫して新しい仮想サーバーを追加できなくなっていた。また、3Tier構成のため各ハードウェアを個別に監視・管理する必要があり、運用管理が煩雑であるなどの課題を抱えており、信頼性・可用性にも不安があった。

 新しい仮想化基盤は、柔軟なスケーラビリティと高い信頼性・可用性をシンプルな構成で実現できることを要件としてHCIが選択され、既存環境からのシステム移行を支援するツール、運用管理を効率化する専用ツールなどを備えている点からNutanixのHCIが選定された。

 NutanixのHCIによる新しい仮想化基盤は、旧環境で抱えていたリソース不足や信頼性・可用性の課題を解消したことに加えて、ハイパーバイザーをライセンスフリーの「Nutanix AHV」に変更したことなどにより、構築費用は従来システムの更新時と比較して約半分程度で、ラックスペースは約30%削減。日常的な運用管理、ファームウェアやソフトウェアのアップデート作業などもNutanix HCIが提供するツールにより効率的に行えるようになった。

 初期設定やラッキングなどの作業については、ネットワールドの支援を活用して、作業開始からわずか2カ月弱というスピード構築を実現。ネットワーク設定の課題などについてもネットワールドのアドバイスが高く評価された。

 十六電算デジタルサービスは、地域のDXに貢献することを使命としており、今回の自社実践で培った経験を顧客企業へのソリューションにも役立てていく考えで、今後の顧客の課題解決についても、ネットワールドとのパートナーシップに期待を寄せている。