米Pure Storage(ピュア・ストレージ)のチャールズ・ジャンカルロ会長兼CEOは8月25日、国内メディア向けの記者説明会で、最新のビジネスの状況について説明した。同社の2023年度第1四半期(22年2~4月)の業績は、売上高が前年同期比50%増の6億2000万ドルとなっており、好調の要因については「サブスクリプションの契約が増加している」と解説した。
(左から)ジャンカルロ会長兼CEOと田中社長
ジャンカルロ会長兼CEOは、売上高に加え、非GAAPベースの営業利益が8500万ドルを達成したことも示し、第1四半期は「好調なスタートを切った」と話した。23年度の売り上げ見通しについては、前年度比約22%増の26億6000万ドルに上方修正するとした。
サブスクリプションのビジネスでは、ソフトウェアとサービスは使用量に応じた金額で利用が可能で、ハードウェアはユーザーが所有する「Evergreen//Flex」と、完全従量課金でストレージサービスが利用できる「Evergreen//One」などを提供している。ニーズに応じてストレージを柔軟に利用できることが市場で評価を得ているという。
説明会に同席したピュア・ストレージ・ジャパンの田中良幸社長は「昨年は市場全体が落ち込んだが、ピュア・ストレージは成長を続けている」とし、国内でもEvergreenシリーズのビジネスが好調だと紹介した。今後の成長が見込める産業については、パブリックセクターや金融・保険サービスなどを挙げ「需要を取り込んで成長していきたい」と意欲を示した。
その上で「これからも、パートナーとともにデータストレージ市場で時代の一歩先を行く準備をしていきたい」とし、引き続きパートナーを重要視するとした。
(大畑直悠)