クオリティアは1月26日、東京カレンダーがクラウド型メール誤送信防止サービス「Active！gate SS」を導入した事例を発表した。

　美食＆カルチャーという視点で東京の魅力を紐解く月刊誌を発刊している東京カレンダーは、出版のほかにも国内最大級の審査制婚活マッチングアプリを提供するなど、ITを活用した事業も展開している。同社のITビジネス推進本部では、インターネットを活用したメディア事業をはじめ、スマートフォンアプリの開発など、社内のデジタル戦略を推進すると同時に、情報セキュリティ対策も担っている。その取り組みの中で、日々の運用に負担をかけないPPAP対策と誤送信防止を実現するために、Active！gate SSを導入した。

　東京カレンダーでは、「送信メールの一時保留でメールの誤送信を防止」「添付ファイルの送信方法はウェブダウンロードに統一」「運用に負担をかけないPPAP対策と誤送信防止を実現」「TLS確認機能の検討を含めセキュリティ強化を推進」といった点を主に評価した。

　Active！gate SSは、Microsoft 365やGoogle Workspace、LINE WORKSと連携する本格的なクラウド型メール誤送信防止サービス。「機能を選べる」「すぐに使える」「高品質なのに低価格」をコンセプトに小規模からでもすぐに使える安心のサービスを、1メールアドレス当たり月額200円（税別）から提供する。

　「送信メールの一時保留」「添付ファイルのウェブダウンロード」「TLS確認機能（PPAP対策）」「フィルタリング」「添付ファイルの暗号化」「ヘッダー変換（Bcc強制変換・Cc／Bccの自動付与）」「上司承認」の七つの機能を顧客のスタイルに合わせた二つのプランで提供。セキュリティと利便性を兼ね備え、メールや添付ファイル経由の情報漏えいを防止する。とくに新たにリリースしたTLS確認機能は、PPAPの課題を根本から解決する新機能となっている。