リスク要因4は、「ウェブアプリケーションにいまだに広がる設定ミス」。今回の調査には、Qualysウェブアプリケーションスキャナで22年に検出された情報を匿名化して分析した結果が含まれている。全世界で37万のウェブアプリケーションをスキャンし、そのデータをOWASP Top 10と相関している。これらのスキャンによって、2500万件以上の脆弱性が発見され、その内の33%がOWASPのカテゴリA05「設定ミス」に該当していた。これらの設定ミスが原因で、サイバー攻撃者は約2万4000のウェブアプリケーションを、マルウェアを拡散するためのゲートウェイとして利用している。