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富士通、3年で売上高4兆2000億円を目指す 「Uvance」を軸とする新中期経営計画を発表

2023/06/01 16:00

週刊BCN 2023年06月05日vol.1971掲載

 富士通は5月24日、2025年度(26年3月期)を最終年度とする3カ年の中期経営計画を発表した。25年度に売上高にあたる売上収益を4兆2000億円(22年度実績3兆7137億円)、調整後営業利益を5000億円(同3208億円)、調整後営業利益率を12.0%(同8.6%)まで伸ばすことを目標とする。システム構築事業のうちハードウェア提供を除いた「サービスソリューション」事業を成長領域に位置づけ、積極的な投資を行う方針を示した。時田隆仁社長は「新たな中期経営計画に沿ってさらなる変革を進める。結果を出す準備は整っている」と力を込めた。
(岩田晃久)
 
時田隆仁 社長

 新たな中期経営計画では事業セグメントを変更し、主力のシステム構築ビジネスである「テクノロジーソリューション」事業を、ハードウェアの販売・保守に関する「ハードウェアソリューション」事業と、それ以外の「サービスソリューション」事業に分ける。時田社長は「成長領域への投資や効果を明確にし、事業ポートフォリオのマネジメントを強化する」とセグメント変更の理由を説明した。

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富士通=https://www.fujitsu.com/jp/