博報堂と三井物産は7月10日、脱炭素化社会推進事業を展開する新会社Earth hacks(アースハックス)を折半出資で設立したと発表した。会社の設立を通して、より多くのビジネスパートナーと連携し、生活者が主体的に行動できる脱炭素社会の実現を目指して活動を強化する。
Earth hacksは、脱炭素化を推進するプロジェクトとして、博報堂の新規事業開発組織「ミライの事業室」と三井物産が合同で2021年に開始した。今後は会社としてプロジェクトを強化し、環境に配慮した商品やサービスを提供する。具体的には、排出CO2相当量の削減率「デカボスコア」の算出のほか、マーケティング支援やECサイトの運営・販売、見本市やイベント開催などの事業を展開していく。
Earth hacks 関根澄人 社長CEO
デカボスコアとは、脱炭素化を意味する「Decarbonization」を使った名称で、従来品と比較してどれだけCO2の削減に貢献しているかをわかりやすく示した値。商品やサービス単位で算出し表示することで、生活者に対して定量的にアピールできる。現在70社を超える企業の約120アイテムで導入されている。記者発表会では、新たに味の素、大日本印刷、ヤフーとの取り組みを開始するとした。
博報堂と三井物産の役割について、Earth hacksの関根澄人社長CEOは、「三井物産のネットワークを生かし、海外に脱炭素ソリューションを日本に取り入れる。博報堂は、取り入れたソリューションを日本向けにPRする。このように連携して取り組んでいく」と述べた。
(大向琴音)