入金消込機能では、住信SBIネット銀行のBaaS(Banking as a Service)「NEOBANK」を活用し、銀行代理業者となるSansanが「Bill One Bank」を通じて取引を仲立ちする。Bill One Bankの口座を開設すると取引先ごとにバーチャル口座を付与でき、経理担当者の負担になっている請求情報と入金情報の突き合わせや、合算入金の場合の入金先の特定などが自動化できる。入金消込機能は8月以降に提供する。その後、仕訳を作成できるようにBill One発行の機能を拡充する予定だ。
Bill One経費は、処理が煩雑になっている従業員による立て替え精算をなくすことに焦点を当てる。具体的には、データ入力の精度をはじめとするBill Oneの強みと、23年5月から提供している法人向けクレジットカード「Bill Oneビジネスカード」を組み合わせる。ビジネスカードで決済した後、メールで送られてくる依頼に沿って領収書などをアップロードすると、自動的に金額と利用明細を照合し、インボイス制度の要件を満たしているかも判定する。6月以降に提供する。