SBテクノロジー(SBT)は、XM Cyberが提供するクラウド型エクスポージャー管理プラットフォーム「XM Cyber」の販売を2月27日に開始した。
近年、多様な働き方やデジタル化の推進、SaaSやIaaSなどクラウドサービスの利用により、多くの組織でIT資産が増加し、サイバー攻撃の起点や経路となる攻撃対象領域が拡大、多様化している。増加し続けるIT資産の脆弱性対応やクラウド環境でのリスク対応などによって、自組織のIT資産を適切に管理・把握することが困難になっている。
これまで組織でのセキュリティー対策は、セキュリティーの課題ごとにそれぞれ製品やサービスを導入・利用することが一般的だった。しかし、個々に検出された脅威やリスクに対して継続的かつ網羅的に相関して把握することや、それらをタイムリーに対処することは非常に難しいのが実情。そこで今回、SBTでは継続的に包括的なセキュリティー対策が実現できるXM Cyberの取り扱いを開始することにした。
XM Cyberは、セキュリティーリスク管理のフレームワークであるCTEM(継続的脅威露出管理)に沿ったクラウド型エクスポージャー管理プラットフォーム。顧客環境の課題を攻撃者視点で検出し、修正箇所を優先順位付けする。
また、侵入経路の中継地点を特定し、攻撃範囲の拡大を阻止できる具体的な修正手順を提示することで、セキュリティー運用のための時間と工数の削減に貢献する。さらに、課題ごとに必要となる複数製品を運用する高度なセキュリティー人材が不足している組織に向けて、包括的な対策を支援する。