ミロク情報サービス(MJS)は3月17日、同社の給与システムとの連携によりクラウド給与明細参照システム「Edge Tracker 給与明細参照」で、「個人住民税特別徴収税額通知書」(税額通知書)の従業員への配信に5月18日から対応すると発表した。
システム対応イメージ
2024年から、これまで地方団体から書面で発行されていた税額通知書(納税義務者用)を事業者(特別徴収義務者)が電子データで受け取り、納税義務者(従業員)に配付できるようになった。今回の対応によって、MJSの給与計算システムからEdge Tracker 給与明細参照への通知書などファイルの一括送信が可能となり、従業員は受け取った税額通知書を時間や場所を問わずにPCやスマートフォンからEdge Tracker 給与明細参照を通じて閲覧可能となる。
これによって、従来、各地方団体から書面で受け取った税額通知書を従業員へ発送するためにかかっていた仕分けや封入、配布にかかる手間とコストを削減し、税額通知書発送業務の効率化と、税額通知書を受け取った従業員の利便性向上を実現する。
「Edge Tracker」シリーズは、マルチデバイス対応のクラウドサービスで、いつでも、どこでも従業員が利用できる業務管理システム。これまでに「経費精算」「勤怠管理」「給与明細参照」「年末調整申告」「ワークフロー」「電子請求書」の六つのサービスを提供し、さまざまなビジネスシーンでの従業員の利便性向上を推進してきた。
同社は今後も、各種法改正への対応はもとより、多様化する顧客のニーズに即した製品・サービスの開発、機能改良に取り組み、会計事務所や中堅・中小企業のさらなる業務効率化と経営情報のスピーディーな把握をサポートしていく考え。