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SB C&S、Awwとディストリビューター契約を締結
2025/10/02 15:34
顧客対応の現場では、限られたリソースで高品質なサービスの提供を維持するための解決策が強く求められ、対話の質や顧客体験の個別最適化が課題として浮かび上がっている。DXによる非対面コミュニケーションの高度化が進むなか、従来のチャットボットでは難しかった感情の機微への配慮や、ブランドイメージの一貫性を保てるバーチャルヒューマンは、観光案内でのインバウンド対応をはじめ、金融機関・医療機関での受付業務、自治体の窓口業務など、さまざまな顧客対応の現場で注目を集めている。
今回SB C&Sが取り扱うConvoHuman On-premisesは、オンプレミス環境での利用に対応しており、金融・公共・医療機関、官公庁、自治体、製造業など、機密性の高いデータを扱う業種やセキュリティー要件の厳しい企業・団体にも適している。また、各種生成AIソリューションと連携することで、企業ごとの業務内容やニーズに応じた知識を学習・反映し、バーチャルヒューマンによる対話を、より高度かつカスタマイズされたものへと進化させる。さらに、対応可能な時間帯や言語の拡充によって、顧客対応の品質を一貫して維持しながら、人材リソースをより付加価値の高い業務やサポート業務に集中させることで、企業価値の向上にも寄与する。
主な特徴として、ユーザーがマイクに向かって話しかけると、音声を認識してテキストに変換し、ユーザーの問いかけに対してカスタマイズされた応答を生成する。生成されたテキストを自然な音声に変換し、音声に合わせて顔のアニメーション(口の動き)を自動生成する。最終的なバーチャルヒューマンをリアルタイムに描画し、ブラウザーやサイネージに表示する。
別売りのオンプレミス型LLM製品と組み合わせることで、バーチャルヒューマンソフトウェアが変換したテキストをLLMに入力(プロンプト)として送信。LLMから返ってきた回答テキストは音声に変換され、利用者と自然な会話ができる対話型AIエージェントを実現する。
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