鈴与シンワートは10月28日、デジタルエクスペリエンスプラットフォーム（DXP）を展開する日本ライフレイと、10月3日付で戦略的パートナー契約を締結したと発表した。

　今回のパートナーシップは、より高度化したニーズに迅速に対応するため、鈴与シンワートが長年培ってきたウェブシステム開発・運用の知見、幅広い業界での導入実績と、日本ライフレイが提供する70以上の標準機能をもち、柔軟で拡張性の高い大企業向けデジタルエクスペリエンスプラットフォーム「Liferay DXP」を組み合わせ、企業のDX推進を支援する。

　鈴与シンワートは、金融・製造・流通業などで、数十万ページ規模のポータルサイトや数万ユーザー規模の商品関連情報検索サイト、数百万人の会員を要するウェブサービスなどを構築してきた実績をもつほか、AWS、Azureなどでのマルチクラウド基盤の設計・運用ノウハウを蓄積している。一方、日本ライフレイは、70以上の標準機能を備えたLiferay DXPを提供し、高い柔軟性と拡張性を保持。世界40カ国以上、1400件の導入実績を持っている。

　両社の強みを融合することで、「業務適合性」「拡張性」「柔軟性」を兼ね備えた次世代ポータルソリューションを提供し、企業の業務効率化、顧客体験向上、そして新たな価値創出を実現していく。