HRBrainは12月22日、データに基づく戦略的な人材配置と、多部門にわたる合意形成プロセスを効率化する新機能「HRBrain人材配置」を提供開始した。配置判断の属人化や多部門との煩雑な調整などの課題を解決する。
HRBrain人材配置は、目的ごとにプロジェクトを作成し、異動対象となるメンバーの一括管理が可能。部門別や配置案別にメンバーの配置状況を可視化し、比較することができる。
元の配置や複数の配置案と比較し、メンバーや部署の変更内容を自動で抽出するほか、組織構造や人員配置のシミュレーションを直感的に行うことができる。これによりミスや漏れ、重複を防止する。
人事から各部門長への配置案の作成依頼や、その内容の収集などをシステム内で完結するため、依頼・収集・出力の工数を削減できる。
「HRBrain人材配置」の画面イメージ
人員配置・異動業務が発生するすべての企業をターゲットとする。特に、100人から数千人規模の従業員数で、組織改編や定期異動が複雑化している企業において、より高い導入効果を発揮すると想定する。
蓄積された人材データを活用してクロスセル展開することで、既存顧客のLTV(顧客生涯価値)の最大化を目指す。(大向琴音)