ITジュニア育成交流協会は1月23日、「BCN ITジュニア賞2026」の表彰式を都内で開いた。小中学生や高校生、工業高等専門学校の学生まで4チームと32人が表彰を受けた。表彰式に先立ち、「第3回U-16プログラミングコンテストCHaser全国交流大会」も開催した。
受賞者、教員、協賛企業での記念撮影
ITに取り組む若者を対象としたコンテストで優秀な成績を収めた個人やチームを表彰しており、今回で21回目。ITジュニア育成交流協会の奥田芳恵・理事長(BCN社長)はAI時代の到来で論理的な思考と問いを立てる力が大切になっているとし、「プログラミングを通してこの力を訓練し、獲得してきたと思う。AI時代においてサービスや技術を発展させるのは紛れもなくここにいる皆さんだ。自信を持ち、未来に希望を持って学びを深められることを期待している」とあいさつした。
ITジュニア育成交流協会
奥田芳恵理事長
受賞者は下記の通り。「BCN ITジュニア賞」は、ITに取り組む若者を対象としたコンテストで優秀な成績を収めるなどすぐれた技術を持つ4チーム、「BCN ITジュニアU-16賞」は各地で開催されている16歳以下を対象とする「U-15/U-16プログラミングコンテスト」の優勝者32人が受賞した。
ITジュニア賞は「埼玉県立越谷総合技術高等学校」、鳥羽商船高等専門学校の「しらせーる―持続可能で環境配慮型のシラス漁支援システム― 制作チーム」、熊本高等専門学校の「CPR BEAT―命をつなぐ、心肺蘇生訓練リズムゲーム― 制作チーム」、八戸工業高等専門学校の「チーム 八億戸高専」。
ITジュニアU-16賞は五十嵐蒼太さん(札幌日本大学中学校)、永原玄基さん(旭川市立中央中学校)、佐藤晴人さん(旭川市立中央中学校)、小林晴宗さん(釧路工業高等専門学校)、永井雄士さん(市立札幌開成中等教育学校)、小柳虎太郎さん(函館工業高等専門学校)、紫原健太郎さん(一関市立山目小学校)、稲葉翔吾さん(一関市立藤沢中学校)、大谷月輝さん(矢板市立東小学校)、塩田ののはさん(国際TBC高等専修学校)、内田暁さん(伊奈町立小針北小学校)、中竹惣一朗さん(上尾市立上尾中学校)、松田吏生さん(文京区立文林中学校)、山下凛久さん(八王子市立散田小学校)、伊藤修一さん(八王子市立いずみの森義務教育学校)、吉田理人さん(新潟県立直江津中等教育学校)、青柳篤司さん(山梨市立笛川中学校)、吉田怜一さん(山梨学院中学校)、野池涼介さん(長野市立通明小学校)、立林友弘さん(長野市立更北中学校)、岩佐隼和さん(鈴鹿市立神戸中学校)、竹内優祐さん(京都橘中学校)、上田理仁さん(同志社国際中学校)、木下創介さん(東近江近江市立聖徳中学校)、松永瑛太さん(東大阪市立盾津中学校)、下田滉大さん(大阪府立富田林中学校)、岡野凌大さん(上富田町立上富田中学校)、中田喜文さん(野田学園高等学校)、飛嶋春翔さん(山口県立岩国高等学校)、藤村大輔さん(徳島市立内町小学校)、藤村紘太朗さん(鳴門教育大学附属中学校)、片岡颯太さん(四国中央市立川之江南中学校)。
表彰式の様子
第3回U-16プログラミングコンテストCHaser全国交流大会も開催。プログラミングコンテストで用いられる対戦ゲーム型の競技種目「CHaser(チェイサー)」を使ってプログラミングの腕を競った。botと対戦する予選を行った後、勝ち上がった選手同士がトーナメント形式の決勝で対戦。碁盤の目状のフィールドが大画面に映し出され、駒の動きで一進一退の攻防が繰り広げられると、会場からは歓声が上がった。
優勝は昨年の前回大会に続き、文京区立文林中学校の松田吏生さん。準優勝は四国中央市立川之江南中学校の片岡颯太さん、3位は山口県立岩国高等学校の飛嶋春翔さんと、上富田町立上富田中学校の岡野凌大さんだった。(春菜孝明)
第3回U-16プログラミングコンテスト
CHaser全国交流大会の様子