ダークトレース・ジャパンは2月19日、記者説明会を開き、生成AI向けのセキュリティー製品「Darktrace/SECURE AI」を発表した。同社がこれまで強みとしてきた振る舞い検知をAIエージェントの挙動の監視にも当てはめた点が特徴。パートナーとの連携で拡販を狙う。
Darktrace/SECURE AIはSaaS製品などに組み込まれた生成AI機能でやり取りされるデータなどの監視や、AIエージェントが持つアクセス権の管理、生成AIに対するリスク評価、シャドーAIの発見といった機能を備えた製品。同社のネットワーク通信監視基盤「Darktrace ActiveAI Security Platform」上で提供する。
英Darktrace
ミッチェル・ベッチーナ バイスプレジデント
顧客のシステム環境の正常な運用状態を学習した上で、AIエージェントの振る舞いを分析し、異常な行動を発見するため、未知の手法で攻撃を受けた場合でも検知して遮断できるとした。英Darktrace(ダークトレース)のミッチェル・ベッチーナ・プロダクトおよびソリューション・マーケティング担当バイスプレジデントは「(振る舞いをベースにした防御で)見えない脅威を見つけられる」と訴えた。
ダークトレース・ジャパン
田井祥雅 カントリーマネージャー
販売施策ではパートナーとの連携を重視する構えだ。田井祥雅・カントリーマネージャー兼日本営業総責任者は、生成AIに対するセキュリティーが比較的、新しい領域となる点を踏まえて「ファイアウォールなどと比べて、生成AIのどこが脆弱性となって攻撃の入り口になるかは分からない部分もある」とした。その上で「リセラーやエンドユーザーと、生成AIのリスクに対して誰が責任をとるべきかなど必要なプロセスをディスカッションしながら、一緒にレベルアップしていきたい」と意気込んだ。
(大畑直悠)