Gensparkは5月13日にメディア向けラウンドテーブルを開催し、米国スタートアップが開発を手掛けるオールインワンAIワークスペース「Genspark」の紹介と、国内におけるビジネスの現状についての説明を行った。中村圭佑・日本市場GTM担当は利用拡大に向けて、コンサルティングベンダーとの連携に意欲を示した。
中村圭佑
日本市場GTM 担当
最新の「Genspark AI ワークスペース 4.0」では、Microsoft Officeアプリ内にネイティブプラグインとしてGensparkのAIエージェントを組み込んだ。これにより、「PowerPoint」上でスライドの作成や編集を指示できるようになるなど、利便性を向上させている。
製品の進化に伴い法人向けプランの需要が加速しており、グローバルでは導入企業が5000社を超えた。導入拡大の背景には、一つのサービス内で調査から成果物作成まで完結できるというGensparkの特徴がある。
カイホア・ズー CTO
中村日本市場GTM担当は、「企業が生成AIの活用を広げる一方で、ツールの分散や使いこなす難しさ、セキュリティーやガバナンスへの不安などが課題となっている」と指摘する。こうした課題に対しGensparkは、企業利用を前提としたセキュリティー・ガバナンス要件に対応しながら、自然言語でタスクを依頼できる手軽さと、業務に直結するアウトプット品質を両立することで解決を支援する。カイホア・ズーCTOは、「AIの進化によって生じる恩恵をより多くの人が享受できるようにしていきたい」と述べた。
今後については、AI導入には業務改革を伴うことから、コンサルティングベンダーとの連携を進めていく方針。中村日本市場GTM担当は、「約5000社の導入企業の内、半数以上は日本企業だが、まだ一部利用にとどまっており、全社展開へ広げていきたい」と展望した。
(南雲亮平)