LINEヤフーは5月12日、ビジネス向けイベント「Hello Friends! W!th LINEヤフー」を開催し、新サービスや機能アップデートなどを紹介した。良質な顧客体験や個別化されたコミュニケーションで、ビジネスや店舗が人々と「友だちのようにつながる世界」を実現するとして、AIを活用した「LINE公式アカウント」や「LINEミニアプリ」などプロダクトの進化をアピールした。
Hello Friends! W!th LINEヤフーの様子
同社によると、生成AIを導入している企業は約20%にとどまっており、特に中小規模の企業では浸透が進んでいない。コーポレートビジネスドメインドメインリードの池端由基・上級執行役員は、「複雑なテクノロジーを複雑なままではなく、簡単に一般化して誰でも使えるようにする責任が私たちにはある」として、2026年4月に発表したAIエージェントの新ブランド「Agent i」を紹介。いつでも顧客に合わせた接客やサービスを自動で提供することが可能になると強調した。
CXプラットフォームであるLINEミニアプリは、企業側が自由にカスタマイズしてアプリ開発でき、顧客側はダウンロード不要でLINEアプリ内で利用が可能。26年3月には「ミニアプリタブ」をリリースし、アプリを開いた際にサービスを使ってもらえるよう、よく使うミニアプリやおすすめサービスを集約した。
また、顧客情報を蓄積して個別のニーズに対応する「CRMオプション」や業種特化サービス群を26年夏前後に提供する。CRMオプションは顧客管理のほか、自動・ターゲティング配信などが可能。業種特化サービスの一つ「LINEレストランプラス」では、モバイルオーダーや個別化されたコミュニケーションなどができ、リピーター獲得につなげる。同社は各機能の充実などで、良質な顧客体験を実現するとした。
(下澤 悠)