日鉄ソリューションズ(NSSOL)が、コンタクトセンター基盤の展開に向けてパートナーの開拓を進めている。問い合わせ案件を起票する同社の「NSRelato(エヌエスリレト)」を核に、周辺機能の提供や中堅・中小企業への販売をパートナーに担ってもらう。顧客の業界を問わず、幅広い価値提供を目指す。
製造業のSIを手掛けてきた中で、コンタクトセンターがコストと見なされたり、問い合わせ内容を十分に活用できていなかったりという課題が浮上。NSSOLとしても、CX領域は強化の余地があるとみて、新たな展開に乗り出す。夏頃の事業開始を目指している。NSRelatoは、電話やメールの問い合わせ内容から自動で起票し、応対履歴のレポート作成機能なども備える。
國分悠史専門部長(左)と高階進吾部長
サービスメニューは▽コンサルティング▽システム提供・導入▽伴走支援▽BPO、人材派遣などの提携先サービス紹介―で、各局面でパートナーと協業する。機能を相互補完するSaaSベンダーや、中堅・中小企業にアプローチできる企業を想定。例えば人材確保に向けては、ネオキャリアとの連携を決めている。
NSRelatoを担当する産業ソリューション事業本部産業ソリューション第一事業部システムエンジニアリング第一部の國分悠史・専門部長は、2030年までに数十社のパートナー連携を目指すと意気込む。同本部イノベーティブソリューション統括センターの高階進吾・カスタマーエンゲージ部長は「お客様のアウトカムにこだわりたい」と語った。
(春菜孝明)