NTTスマートコネクトは6月29日、大阪近郊エリアにおいて新たなデータセンター間接続(DCI)サービスを開始すると発表した。大阪市中心エリアで提供中の自社DC間ケーブリングサービスに加え、新たなDCIサービスを通して、自社DC以外との接続性を強化する。2027年1月からの提供を予定する。
同社はこれまで、大阪市中心エリアにおける自社DC間のケーブリングサービスを提供し、関西圏の相互接続ニーズに対応してきた。長距離・大容量・低遅延の通信ニーズに対応するため、西日本エリアにおけるDCとDCIを軸としたサービス領域を拡充する。この取り組みの一環として、大阪市中心エリアおよび大阪近郊エリアのDC間をシームレスに接続するDCIサービスを展開する。
今後はIX(インターネットエクスチェンジ)拠点である堂島キャンパスを中心に、大阪・福岡のDCを中核としながら、NTTグループの「IOWN」やパートナー企業のサービスを組み合わせ、大阪、福岡、東京などの国内主要拠点や各陸揚げ局との接続を実現。高信頼で高可用性のデジタルインフラ提供を拡大する。
今後の事業拡大イメージ
DCIサービスは、顧客自身で伝送装置などを自由に選定・運用できるため、用途に応じた柔軟なネットワーク設計が可能となる。
加えて、大阪市内の都市エリアから郊外エリアまで、幅広い接続構成に対応する。都市型DCと郊外型DCを組み合わせたハイブリッド構成や、BCP・DR(Disaster Recovery)を見据えた冗長ネットワーク構成にも柔軟に対応できるとした。
サービスの接続エリア拡充を進めることで、AI基盤やクラウド接続、バックアップ・DR環境など、多様化するニーズへの対応を推進し、相互接続基盤の強化を進める。