NTTデータはこのほど、「Google Cloud」との間で、業務プロセスや働き方を変革する取り組み「Agentic Workplace Transformation(AWT)」に関する包括契約を締結した。NTTデータは国内外のグループ会社を含む社員を対象に「Google Workspace」と「Gemini Enterprise」の活用環境を整備する。取り組みを通じて、企業における業務基盤・AI活用基盤の最適化モデルを確立し、業務変革とAI活用の高度化を推進する。
NTTデータは6月に、Google WorkspaceおよびGemini Enterpriseのライセンス提供と導入・活用支援を開始している。この取り組みを発展させ、クライアントゼロによって得られた知見を全社へ展開するのに加え、顧客への価値提供につなげる考え。
取り組みの狙い
Google Workspaceと他のプラットフォームを併用する業務環境を検証する。複数のオフィスプラットフォームやクラウドサービスを使い分けるエンタープライズ企業を想定し、大規模運用を前提とした両現用構成の留意点や、業務・利用者に応じた使い分けのユースケースを整理し、提案活動や支援サービスへ反映する。
Gemini Enterpriseを活用し、全社規模でAIエージェントを業務に適用する際の運用方法を確立を目指す。具体的には、業務プロセスとの接続や利用者教育、情報・権限管理、利用ルールの整備などを予定する。
また、Gemini Enterpriseが持つ外部システムやデータとの連携機能を活用し、顧客の既存環境を生かしながらAIエージェントを段階的に業務へ組み込むためのベストプラクティスを構築する。
取り組みで得た知見については、Google WorkspaceとGemini Enterpriseの導入支援や、CoE(Center of Excellence)の立ち上げ支援などを行うアクセラレーションプログラムに反映するとした。