チャレンジ

河井信三 社長
 厳しい市場環境ではあるが、果敢にチャレンジしていくことでビジネスチャンスを掴む。2012年を振り返れば、高品質なクラウドサービスの基盤として、新しく数百ラック規模のデータセンター(DC)を確保したり、ストレージ製品の販売にも本格的に乗り出した。グローバルITサポートの面では、中国だけでなく、ASEAN地域やインドでのさらなる拠点整備も動き始めている。こうした商材を仕込んだことによって、2013年は再び力強い成長の軌道に乗せる。

 DC基盤については、12年7月に都内に新しいDCを確保したのに続き、13年度中には神奈川県にも数百ラック規模の確保を目指す。ストレージについては、東芝のNANDフラッシュメモリを記憶媒体に使った米バイオリンメモリー社のフラッシュアレイストレージの販売に本格的に取り組んできた。リレーショナルデータベースでのトランザクション処理の比較では、HDDの約23.3倍、SSDの3.6倍も速い。

 東芝というメーカー系SIerの強みとして、ストレージやサーバーを改めて有力商材と位置づけ、自らのITソリューションに組み込んでいく。同時に、ハードウェア製品についてはパートナー経由での販売を拡大していくことで販売量の増加につなげる。グローバルでは中国に続いて、シンガポールでも地域統括会社的な役割を担う拠点の立ち上げを検討するなど、当社の優秀な社員を総動員してチャレンジしていく。