顧客目線

宇佐美愼治 社長
 ERP(統合基幹業務システム)である「SMILEシリーズ」の販売が好調だ。とくに中堅企業からの引き合いが伸びている。業種・業界別テンプレートとSMILE FAMILYとの相乗効果で、多くの顧客に受け入れられた。業種別では、例えば、「SMILE」にアパレル業向けのテンプレートを組み合わせて提供することで、一案件あたりの単価アップにつながっている。CRM(顧客関係管理システム)向けには、30程度のライブラリを用意しており、さまざまな業種に対応できる点が支持を得ている。

 社内では、販売体制の強化を進めている。親会社である大塚商会から「SMILE」の人材を引き入れた。大塚商会で培ったノウハウをパートナー企業との関係強化に生かしてもらう。社内システムの統括者としても活躍してもらっている。大塚商会経由の販売だけでなく、パートナー経由の間接販売も伸びているが、このチャネルの販売をもっと伸ばすつもりだ。こうした戦略の一環として、マーケティング部をマーケティング本部に格上げした。これにより、ブランド力の向上に取り組んでいる。

 重要なのは、顧客目線だ。2013年は、次期製品に対する研究開発費を増やす。「SMILE BSシリーズ」をリリースしてから4年が経過することもあって、新たな製品を提供できるようにしたい。旧バージョンからのリプレースも進める。カスタマイズユーザーが多いので、いかにしてリプレースを促すかを、パートナーと相談しながら進める。