謝敷宗敬 社長
 情報サービスのあり方が大きく変わった今、その変化に適応するにはそれ相応のパワーが求められる。クラウド一つを挙げても、もはやクラウドそのもの単体で差異化するのは難しく、クラウドを活用した独創的なサービスでチャレンジするしかない。当社ではこれを「クラウドプラス(Cloud+)」と呼んでいる。クラウドに何をプラスするのかの研究開発に取り組み、一部はすでにビジネスとして軌道に乗り始めているものもある。

 こうしたことを踏まえ、2014年のキーワードは「チャレンジする力」とした。「クラウドプラス」では、DaaS(デスクトップの仮想化)やAR(拡張現実)、MDM(モバイルデバイス管理)、BYOD(私用端末の業務利用)、グローバルITサービスなど、さまざまな新領域を想定している。2013年には、全日本空輸(ANA)向けにワークライフバランスの実現やBYODの活用を視野に入れた1万1000台規模のデスクトップ仮想化サービスの提供が始まっている。

 業務で使う端末がスマートデバイスなどモバイルに軸足が移れば、MDMが不可欠となり、より安全なBYOD施策の需要も高まる。グローバル化の進展で海外で勤務する社員も増え、世界中、どこにいても手元の端末から業務アプリを活用できてこそ生産性の向上が見込めるというものだ。クラウド周辺だけでも、これだけのニーズが顕在化している。当社ではこれを「クラウドプラス」ビジネスと捉えて、果敢にチャレンジしていきたい。