田中啓一 社長
 創業90周年を2014年2月に迎える。節目の年に掲げるキーワードは「両輪」だ。「基幹系システムと情報系システム」「オンプレミスとクラウド」「首都圏と地方市場」「公共機関向けと民間企業向け」というように、ユーザーのさまざまな要望に応えられるように、何かに偏ることなく、両輪でビジネスを展開する。

 2013年度(14年3月期)の業績は、受注件数が順調に増えており、増収増益を成し遂げることができそうだ。ビジネス環境は良好だと感じている。来年度は、全売上高のうちサービス関連ビジネスを半分にするという長期目標の達成に向けて、サービス事業を着実に伸ばすことと、海外進出に向けての準備に力を注ぐ。

 サービスビジネスは、保守も含めておよそ35%に達しており、今後はクラウドサービスの販売を中心にして、もっと伸ばす。グーグルやセールスフォース・ドットコムのフロントソリューション系クラウドが好調で、両社のクラウドを先行して販売していることの強みが出てきた。

 海外事業は、世界に進出した日本のユーザー企業から、現地のシステムも任せたいという要望をもらっており、ニーズは感じている。2014年は、ビジネスを展開する国・商品・売り方を決める年になる。すでに2013年に東南アジア諸国をいくつか視察した。海外進出は将来を考えれば不可欠だが、リスクも伴う。2014年にしっかりと調査し、計画を立てて、2015年度以降に本格展開する。