東川清 社長
 債権管理やネットワーク構築、小売業向け基幹システム、ネット通販、店舗BGMなど数々の強みをもつ当社だが、これらの主力商材は、過去の成功や実績という「殻を破る」ことで生まれてきた。

 例えば、当社の債権管理システムは長年にわたって金融業向けに販売してきたが、ここ数年は自治体向けの「電話催告システムBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)サービス」に応用して急成長している。仙台市向けでは、2012年11月のスタート時は6人体制だったが、直近では30人規模にまで拡大した。仙台市での雇用促進と、BPO事業による当社のストックビジネスの増強の両方に寄与している。

 債権管理に関連して、携帯電話のSMS(ショートメッセージサービス)を活用した融資審査や債権管理、一般企業向けの販売促進などに使うシステムでの特許を2013年5月に申請。金融機関や一般企業だけでなく全国の自治体向けにも積極的に展開していく。

 また、流通・小売業向けには、O2O(オンライン・トゥ・オフライン)やオムニチャネルの提案を強化するとともに、ネットワーク技術を応用した店舗向けBGM事業も軌道に乗り始めている。店舗向けBGMではインターネット回線を使うことで、時間や地域、立地、顧客層などに最適化したコンテンツを店舗ごとに配信する仕組みで、2014年9月末には累計3000店舗へのサービス提供を目指すものだ。現状に甘んじることなく、自らの殻を破って、新事業・新領域に果敢に挑んでいきたい。