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<中国・ASEANで儲ける――現地でヒットする商材・ダメな商材>第36回 上海や香港、ASEANの複数都市へ
2014/06/26 20:29
週刊BCN 2014年06月23日vol.1535掲載
アイティフォー(東川清社長)は、強みとする債権管理システムを切り口に、海外進出のチャンスをつかんだ。前号でレポートした通り、同社は債権回収会社やクレジットカード会社などをターゲットにして、さらに債権管理という特定業務に限って展開しているが、それだけに競争力は高い。
「審査系」の展開も視野に
まずは上海や香港などの中国の金融都市や、ASEANの主要国をターゲットに、「直近で片手は展開したい」(東川社長)と、5都市程度での受注を目指す。すでにタイで年内をめどに海外第1号の債権管理システムの本稼働を予定しており、これを機に一気に複数都市での受注を目指す。
クレジットカード会社の業務システムは大きく「審査系」と「管理系」に分かれ、債権管理システムは滞納管理や電話催告などと合わせて「管理系」に属する。直近は「管理系」の商談が中心だが、ゆくゆくは「融資審査支援システムなどの審査系や、金融サービスを推進するシステムの需要が高まる」と、東川社長はみる。
国や地域によっては、割賦販売が多くを占め、本格的なクレジットカード市場の立ち上がりはまだこれからのところもある。アイティフォーは、この6月に海外ビジネスの拡大を視野に入れたクレジットカード専門の営業部隊を新設。国内だけでなく、海外の主にアジア市場を中心に営業を強化する。複数都市への展開や、「申込み→審査→回収」といったワークフロー全体をカバーする商材の売り込みに力を入れる。(安藤章司)
アイティフォー(東川清社長)は、強みとする債権管理システムを切り口に、海外進出のチャンスをつかんだ。前号でレポートした通り、同社は債権回収会社やクレジットカード会社などをターゲットにして、さらに債権管理という特定業務に限って展開しているが、それだけに競争力は高い。
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