西田公一 社長
 事業を確実・安全に推進するとともに、さらなる飛躍、自律的に成長していくための備えを行う年と位置づけて「備」をキーワードとして掲げる。

 さまざまな「備」に取り組む必要がある。その一つは、「事業拡大の準備」。大型案件がピークアウトするなか、息の長い案件の獲得に向けた仕込みを果敢に進める。新規事業の創出、グループ再編、M&A(企業の合併・買収)、海外拠点の新設などを加速するための仕組み・体制も準備する。

 二つ目は、「人材の配備」だ。大型案件を完遂する最適なマネジメント体制を構築するため、「やりきる・やりきれる人材」を確保して配備する。加えて、人材育成の強化とプロフェッショナル人材を積極的に確保し、目標達成に向けての実行力が旺盛な人材を適所に配備する。

 三つ目は、「環境の整備」。さまざまな環境の変化に対応するため、経営や営業、開発に携わる情報収集の迅速化を図って、グループ連帯経営をさらに推進する環境を整備するほか、1000億円規模を目指す企業にふさわしい環境を構築するために保持すべき機能・設備を検討していく。

 2014年は、「成」をキーワードに掲げて、攻めの姿勢でさまざまなことに取り組み、2014年度(2015年3月期)上期には過去最高の売上高を記録し、通期では中期経営計画を1年前倒しで達成できる見込みだ。その勢いを持続しながら、安定的に成長するためにも、2015年は「備」が必要不可欠と判断している。