年頭所感

成長・協創

2017/01/09 09:11

週刊BCN 2017年01月09日vol.1660掲載

 2016年は、堅調な国内企業業績を背景として、企業や文教、官公庁のICT投資においては、徐々に回復傾向がみられた。当社は、地域密着営業による顧客深耕を推進することで、パソコン、モバイルデバイスに加えて、周辺機器やソフトウェアの販売が前年実績を上回ることができた。

野上義博
社長

 17年は、海外情勢に先行きの不透明感はあるものの、ICT投資は底堅く推移していくものと思われる。また、IoT、AI、ロボットなど、新しいテクノロジーのビジネス拡大に伴うIT環境の変化によって、それぞれの組み合わせが複雑に進化し、エンドユーザーの要望も多様化が進みつつある。そのような環境下において、マルチベンダーである当社は、メーカー・販売パートナー各社がもつ、それぞれの強みを生かした複合提案や付加価値の提供によって、新たなマーケットの創造に挑戦していきたい。

 パソコン、モバイルデバイスなど端末ビジネスにおいては、人とICTをつなぐ接点と捉え、引き続きこだわって取り組むとともに、普及拡大が進むクラウドビジネスでは販売パートナーが提案しやすい環境を整備することを推進していく。

 刻々と変化するマーケットにおいても、当社が継続して標榜する「地域密着営業・顧客第一主義」を徹底し、サービス&サポートに取り組むことで、全国の協業パートナーの声にしっかりと耳を傾けながら、市場の活性化と成長を目指していく方針だ。
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外部リンク

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