2016年は、当社にとって変わり目となる年だった。4月に持株会社体制へと移行し、新たに持株会社のフューチャーをつくるとともに、その子会社として、フューチャーアーキテクトを新設した。それにともない、旧フューチャーアーキテクトの役員はフューチャーの役員となり、当社には新たに多くが40歳前後という若い取締役たちが経営層に就いた。今年のキーワードは、そうした新たなリーダーたちへの期待を込めて「ニューリーダー」とする。

東 裕二
社長CEO

 新たなリーダーたちが、従来の延長ではなく、新しい発想、技術をテコにした新しいITビジネスをつくっていく。IoT、ビッグデータ、AI、クラウド、セキュリティといった技術について、世の中ではまだまだこれらを活用した事例は少ない。当社ではそれらを活用した実例をいくつかもっている。例えば、クラウドでは金融機関向けクラウドの「SKYBANK」、ビッグデータでは佐川急便のビッグデータ分析基盤の構築といったように、早い段階からこうしたことに取り組んできた。今後もスピード感をもってビジネスを拡大していく。ニューリーダーはそれを引っ張っていくことになる。

 昨年は、業績としては目標に少し届かなかったが、ニューリーダーたちが試行錯誤するための時間として、全体投資にあてたというのが正直なところだ。歩み出すためのウォーミングアップは終わった。今年は、これまでの成果を発揮し、花開くことができる年にしたい。