2020年を区切りとして推進している「Vision 2020」プロジェクトでは、全社員が「Marketing FIRST!」を目標として共有している。お客様を取り巻く環境の変化を捉えて、お客様の期待を上回る新しい価値を提供し、お客様の成長を支援することを通して社会に貢献していくというものだが、この考え方を18年も徹底していく。腹落ちしてくると、社員の行動も単なるアイデア出しから実践につながってくる。具体的な施策としては、デジタルマーケティングが機能してきている。パートナー各社にも一緒にこの機能を使っていただけるようにしており、富士通グループのビジネスをけん引していくエコシステム形成に一定の手応えを感じつつある。

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藤田正美
社長

 17年は、公共系の大きな案件はなかったが、民需ではとくに製造業でIoTの案件が多く出てきている。これはユーザー側が人手不足にどう対応するかという深刻な課題を抱えていることが大きく影響していて、ホワイトカラーの仕事だけでなく、フィジカルな業務をいかに効率化して生産性を上げられるのか、お客様から相談されるケースも増えてきた。働き方改革のトレンドも、背景を深堀りすれば、人手不足がキーワードになると思っている。その意味で、働き方改革のソリューションはお客様の経営課題の解決に直結するものであり、お客様の情報システム部門というよりも、経営層にIT投資のメリットを直接訴求する機会も増やさなければならないと考えている。当社は小回りが利くのが特徴でもあり、積極的な取り組みを進めていきたい。