NTTデータグループの強みをより大きく伸ばしていく年にしたい。

本間 洋
社長
 これまで世界53カ国・地域の214都市に社員11万8000人を展開するまで事業を拡大してきた。何を強みにして顧客に価値を認めてもらうのか、という“骨組み”はおおよそ作れたと自負している。今年はその骨組みの上に、より大きな価値を構築できるよう努めていく。

 「亥年」の「亥」の字の意味をたどると“骨格”となり、転じて果物の種の部分の「核」にも通じている。強みを持つことは核(コア)を持つということ。そこで、19年のキーワードは「ストレングスン・ザ・コア(核となる強みをより強くする)」とした。

 果実は種の中に将来に向けた“力”を宿しており、やがてそれが芽吹いて大きく育つ。そんな力強い核をたくさん作って、世界中で「良い流れ」「良いリズム」を生み出していく。

 幸いなことに国内外の市場を見渡しても、IT領域は良好な受注環境が続いている。SIerのビジネスにとっての良い流れやリズムのカギを握るのは「デジタル」だと思う。デジタル化の流れを一段と加速できるよう、人材の育成や働き方改革にも一段と力を入れる。追い風が増えているとききだからこそ、人を育て核(コア)を強くしていく。

 個々人の実力もさることながら、組織としての活力、働きがいがある職場づくりも重視している。「良い仕事をしよう」と、気持ちがぐっとのるような環境で、ATM(明るく、楽しく、前向きに)を合い言葉に強みを伸ばしていく。