働き方可視化ソリューションの「TIME CREATOR(タイムクリエイター)」に、非常に多くの引き合いをいただいている。従来、長時間残業の抑止を目的としてご提供していたものだが、業務内容を見える化する機能を加え、時間創出を支援する仕組みとして新たにご提案したことが功を奏している。

濱場正明
社長
 このようなヒット商品の登場は、社員の意識にも良い影響を与えている。設立時からの主力事業である保守・運用では高い評価を得てきたが、サービスの性質上、お客様からのリクエストを待つ「受け身」の姿勢になりがちだった。それが、お客様のIT部門はもちろん、事業部門で働く方々のために役立つものを作るべく、ビジネスの現場にどんな課題があるのか、積極的にお話を聞きに行こうとする姿勢に変わってきた。クラウド運用、VDI、コンタクトセンターなど、当社が強みを発揮できる領域の中で、一つでも二つでも新たなヒット作を生み、この動きを加速していきたい。

 今年3月で会社設立30周年を迎えるが、派手な記念パーティを行うつもりはない。会社のお金はそれよりも人材に投資したいからだ。昨年も、社員から視察のテーマを募り、米国や中国の最新IT事情を自分の目で確かめてもらう研修企画を十数名規模で行ったが、今年はさらに拡大して実施する計画だ。

 否応なしに変革が求められる時代だが、人は上から変われと言われて簡単に変われるものではない。社員が新しい仕事にわくわくしながら、自ら変革していけるよう、「人が育つ環境」をさらに整えていく。