設立して50周年という節目の年を迎えた19年は、現中期経営計画の2年目にあたる。これまでの50年間をいかに過ごし、どういったユーザーと取引をしてきたか。そして、われわれ自身のビジネスモデルについて一度立ち止まって再確認する必要があった。

寺西清一
社長CEO

 そこで、次期中期経営計画の最終年度である23年度でどうあるべきかを見直しつつ、アクションプランとして落とし込んだ「2023 成長戦略」を19年10月に策定。ネットワークインフラ事業を継続しつつ、デジタルトランスフォーメーション(DX)を今後の注力分野として据えた。これにあたり、新たにDX第1事業本部、DX第2事業本部を設立した。

 DX第1事業本部では「データ分析、IoT、ブロックチェーン、AIなどを活用した顧客支援」を事業の中核として定義し、本格活動を開始。双日グループとのシナジーによって複数の国外企業との協業が実現している。一方、DX第2事業本部では主にRPAによる自動化ソリューションを展開。地方の人材不足が深刻化する中で北海道から九州まで幅広い地域の業務改革をお手伝いできている。

 これまでわれわれは安定した既存のビジネスに過大な信頼感を抱き、頼っていた部分がある。次の50年に向けて挑戦していくためにはこれを変えていかなければならない。従来のビジネスを尊重しつつも、失敗を恐れない風土のもとで新たなビジネスを展開していかねばならない。20年はその新たな一歩を踏み出すための1年となる。