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「DaaS」とVDIの違いは? それぞれのメリット・デメリット

2021/11/23 18:33

週刊BCN 2021年11月22日vol.1900掲載

 「Desktop as a Service」の略称。クラウドサービスの一種で、仮想的なデスクトップ環境をクラウド経由で提供する。クラウド上にOSやアプリケーション、データなどが構築され、利用者はクライアント端末でデスクトップ環境の画面を共有し、操作することができる。

 デスクトップの仮想化では、類似したサービスに「VDI」(Virtual Desktop Infrastructure)がある。仕組みはほぼ同じだが、VDIでは仮想デスクトップ環境をオンプレミスのサーバー上に構築する点で異なる。

 DaaSはインターネットに接続できれば利用可能であり、社外ネットワークから接続する場合はVPNなどを通して自社サーバーにアクセスする必要があるVDIと比べ、リモートワークでの利用に適している。サーバーなどを自社で用意する必要がなく、初期投資を抑えることができる点もメリットとなる。

 VDIでは、仮装デスクトップ環境を構成するハードウェア、ソフトウェアなどを全て自社で用意し、管理・運用する必要がある。一方でDaaSはサーバーなどを自社で用意する必要がなく初期投資を抑えられるほか、運用管理もサービス提供側が担う部分が多く、その点での負担が少ないのも特徴だ。

 ただ、VDIと比較してカスタマイズ性に劣るほか、導入台数が増えるとランニングコストがかさんでしまうなどのデメリットも挙げられる。
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