企業動静

企業動静 2023年8月21日付 vol.1981

2023/08/22 09:00

週刊BCN 2023年08月21日vol.1981掲載

人事

Arcserve Japan
職務執行者社長に公家尊裕氏が就任。公家氏はノルウェーTandberg(タンバーグ)、米NetIQ(ネットアイキュー)、米Novell(ノベル)、米Opower(オーパワー)、米Radware(ラドウェア)、米Fortra(フォートラ、旧HelpSystems)の日本法人でカントリーマネージャーなどを歴任。
8月1日

三菱総研DCS
10月1日付で代表取締役社長兼社長執行役員に亀田浩樹・取締役副社長兼副社長執行役員が就任へ。亀田氏は1988年に三菱銀行入社。2014年から三菱東京UFJ銀行で執行役員システム部長、三菱UFJフィナンシャル・グループで執行役員事務・システム企画部長を務め、23年2月から現職。松下岳彦社長は特別顧問に(三菱総合研究所の専務執行役員職は継続)。
8月1日

提携

インターネットイニシアティブ(IIJ)とモバイルクリエイト
業務用Android端末の回線冗長化ソリューションで提携。モバイルクリエイトの業務用端末向けアプリケーションと、1枚のSIMカードで複数の携帯電話回線に接続できるIIJの「マルチプロファイルSIM」と連携し、通信障害発生時に別の携帯電話網への自動切り替えを実現。
7月31日

JBCCホールディングスとLGエレクトロニクス
JBグループで情報システム運用を手掛けるJBサービスが、LGエレクトロニクスの自走式案内・広告ロボット「CLOi GuideBot」の認定パートナーに。商業施設での案内や大型ディスプレイ・音声認識機能を活用したインバウンド対応などが可能で、JBサービスは走行ルート設定やテスト・調整、ソフトウェア更新や機器クリーニングなどの運用を支援。
7月31日

BBIXと北電情報システムサービス
データセンターコネクティビティー領域で協業契約を締結。北電情報が富山市で運営するデータセンター「FIT-iDC」に、BBIX子会社のBBSakura Networksが提供する「Open Connectivity eXchange」の接続拠点を設置。北陸地域と首都圏・関西圏や大手パブリッククラウド接続性が向上。
7月31日

ベネッセホールディングスとメンバーズ、ビービット
生成AIを活用した「次世代型Webサイトプロジェクト」で3社連携。Webサイトや広告の制作・運用、原稿ライティングや画像制作、顧客とのコミュニケーションなど、Webサイトを軸とするビジネスの一連の業務を効率化するため、生成AIを全面的に活用。
7月31日

KDDIと富士通など5社
サイバーセキュリティの強化を目的として、5GやLTEネットワーク機器などを対象に、ソフトウェアを構成する部品などを記載したリスト「SBOM(Software Bill of Materials)」の導入に向けた実証事業に着手。通信インフラへの悪意のあるコードの混入などを防ぐ。
8月1日

NTT西日本とマクニカ
自動運転サービスの社会実装に向けて提携。マクニカが仏GAUSSIN(ゴーサン)と開発する自動運転EVバスと、NTT西の子会社のNTTビジネスソリューションズが提供するEV運用管理ソリューション「N.mobi」などを組み合わせ、地方自治体での自動運転の導入を支援。
8月2日

ソフトバンクと日本マイクロソフト
マイクロソフトのクラウドや生成AI技術とソフトバンクの通信サービスを組み合わせたソリューションの提供に向けて提携。それぞれの顧客に対して両社サービスの相互提案を行うほか、生成AI技術を活用したサービスの業種別パッケージを拡充へ。
8月2日

TD SYNNEXとノルウェーNeatframe(ニートフレーム)
「Teams」「Zoom」などに対応したビデオ会議機器のNeat製品を、TD SYNNEXがディストリビューターとして国内販売を開始。カメラ、スピーカー、マイクを搭載したバー型の「Neat Bar」や、ホワイトボード機能を持つ65インチスクリーン「Neat Board」などを発売。
8月2日

楽天グループと米OpenAI(オープンAI)
楽天の顧客である消費者やパートナー企業に向けた、生成AIを活用した新たなサービス開発で協業。オープンAIは楽天に対して優先的に最新APIやそのサポートなどを提供。楽天独自のデータ分析、在庫最適化技術などと組み合わせて、Eコマースや金融などのサービスを変革。
8月2日

NTTと国立精神・神経医療研究センター
認知症などの早期発見・予防の実現を目指した「脳バイオデジタルツイン」の実現でパートナーシップ協定。同センターでは、精神・神経系疾患のデータを集約し、病態の脳状態や機能を予測する「AI脳シミュレーター」の開発を進めており、NTTが研究するバイオデジタルツインの基盤技術を組み合わせることで早期の実用化を目指す。
8月4日

出資

伊藤忠商事
上場子会社である伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)の全株式を公開買付けで取得へ。CTCの事業を取り込むことでDX支援事業を強化し、伊藤忠グループがもつ他業界の顧客基盤に向けてもDXノウハウを展開。
8月2日

新設

NTTイノベーティブデバイス
NTTグループで通信用半導体などを開発するNTTエレクトロニクスが、今年6月に設立されたNTTイノベーティブデバイスと合併し、同社名に商号変更。NTTが推進するIOWN構想の中心となる「光電融合デバイス」の開発を加速。社長は富士通で副社長CFOを務めた塚野英博氏。
8月1日

事例フラッシュ

コンカー
日産化学がグループの間接費管理基盤として、立替・出張旅費精算業務の省力化、ペーパーレス化を可能にする「Concur Expense」を導入。改正電子帳簿保存法・インボイス制度にも対応。国内グループ会社9社への展開に向けたプロジェクトを推進中。
7月31日

デル・テクノロジーズ
サイバーエージェントが、米NVIDIA(エヌビディア)のGPU「H100」を搭載するサーバー「PowerEdge XE9680」をAIの開発基盤として採用。これまでもGPUサーバーとしてデル・テクノロジーズ製品を使用していたが、今年発表した独自の日本語大規模言語モデルへの最適化を見据え新たな基盤を構築。
7月31日

日本IBM
クボタが開発する上下水道施設の効率的な運転維持管理を実現する総合プラットフォーム「KSIS BLUE FRONT」の構築を支援。IBMの設備資産管理・予知保全ソリューション「Maximo」をクボタのIoTサービスと連携。省力化・省人化によって水道インフラを支える職員の不足や財政難に対応。
8月1日

キナクシス・ジャパン
SUBARUが、サプライチェーンプランニング製品の「RapidResponse」を採用。SUBARU米国法人では需要計画や在庫最適化のため既に活用中。その実績に加え、業務改革やサプライチェーンの透明性向上が図れる点を評価。在庫を抑制しながら最適なサービスパーツの供給を可能に。
8月2日

クアルトリクス
眼鏡店大手のパリミキが、顧客体験管理ソリューション「CustomerXM」を全店舗に導入。地域、店舗、Eコマースサイトなどの形態に応じたサービスを提供するため、CustomerXMを通じて顧客の生の声を取得。店舗ごとの改善活動を促進。
8月2日

A10ネットワークス
群馬大学が、キャリアグレードNATソリューション「Thunder CGN」を導入。キャリアグレードNATは大規模ネットワークで収容効率やセキュリティ向上に資する技術で、群馬大学は今回サブネットの細分化による脅威拡散の防止を目的に採用。
8月3日

クオリティア
総合印刷会社のサンメッセ(岐阜県大垣市)が、標的型メール攻撃対策ソリューション「Active! zone」などを導入。マルウェア「Emotet」への感染をきっかけに、セキュリティ向上と運用負荷軽減のためオンプレミスのメールサーバーからクラウドサービスへ移行。サポート体制や官公庁への導入実績を評価。
8月3日

ブイキューブ
TBSテレビが、ドラマ「埼玉のホスト」の制作発表会見で、ライブ配信・通話プラットフォームの「V-CUBE Communication Platform」を採用。視聴者と双方向でのコミュニケーションが可能なほか、特定の俳優を常に追える“推し活”支援機能が特徴。他の配信サービスとの差別化を目指す。
8月3日

アビームコンサルティング
第一生命情報システムと共同で、第一生命保険の会計業務のデジタル化を支援。メインフレームと「SAP ERP」で行っていた業務を、「SAP S/4HANA」をベースとしたクラウドシステムへ移行。業務とシステム構成を効率化するとともに、紙からの脱却でテレワークも推進。本社に加え、各拠点への展開を検討。
8月7日
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