北斗七星

北斗七星 2005年12月5日付 Vol.1116

2005/12/05 15:38

週刊BCN 2005年12月05日vol.1116掲載

▼SOX、SOA。一字違いのSO※が流行語化する兆しを見せている。もっとも、SOXは法案もまとまらないのに、すでに流行語になっているとも言えるが、SOAの方はマイクロソフトが嫌っているとか伝えられるのでブームにまでなるかどうか、微妙かもしれない。

▼SOX法は、サーベインズ・オックスレー(Sarbanes─Oxley)の略で、内部統制にからむ法律であり、日本でも08年の制定が予定されている。SOAは、サービス指向アーキテクチャの略で、標準インタフェースによるシステムの統合化などと略されている。その標準インタフェースに対し、オラクルなどはBPELというXMLベースのマークアップ言語を、連合を組んで標準策定に取り組んでいる。一方、マイクロソフトは「SQL サーバー2005」、「ビジュアルスタジオ2005」、「ビズトークサーバー2006」といったミッションクリティカル向け製品を一挙に発表したが、これにより、この分野でも業界標準を確立できると考えていることであろう。

▼いずれにしても全く別の世界の用語だが、強いて共通項を上げれば、「つなぎ」か。システムとシステムをつなぐ、アプリケーションとアプリケーションをつなぐ、システムと人をつなぐ──その方法論がSOAだと理解している。一方、SOX法にあっては、情報システムの観点から見れば、これまで全く別の世界で発展してきた基幹システムとドキュメントシステムの融合が課題になる。「つなぎ」だ。来年の最大の課題は「つなぐ技術、環境の確立」だと見る。失敗したところはSOSがともる。
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