●2008年9月15日 vol.1251 1面にて報道
リコー アウトソーシングを順次拡大 既存事業とSaaSなど融合

 プリンタメーカー各社はこのところ、機器の買い取りやリース形式でなく、機器を貸し出してアウトソーシングする「マネージド・サービス」に力を入れ始めている。IT機器をサービス利用しようという意識がユーザー側に高まったことが要因となっている。

 「週刊BCN」(2008年9月15日号)では、リコーがアウトソーシングを順次拡大するという内容の特ダネを報じた。

 2年前のその頃といえば、まだリーマン・ショックの前。それでも、プリンタ需要が減り始めるなかで、リコーは「次の一手」を打ち、新しいサービスを創出しようと計画していたことが分かる。

 「マネージド・サービス」は世界も日本も、ゼロックス(国内は富士ゼロックス)が高いシェアを占めている。ゼロックスの場合、中堅・大手企業を相手にしているが、リコーは中小企業を含めた取り組みであることを、この取材で明言しているところが重要だ。

 国産ライバルのキヤノンですら、狙う市場は中堅・大手。リコーの中小向けアウトソーシングが浸透すれば、これを取り巻く販社の市場も拡大するだろう。(谷畑良胤)