●2005年3月28日 vol.1082 8面にて報道
住商情報システム 受注好調でSEを増強 ゼネラルパートナー倍増へ

 国内の中堅ERP(統合基幹業務システム)市場は、リーマン・ショック以降の不況で需要が一時低迷した。だが、旧システムを柔軟でコストの安いシステムに移行するニーズが高まり、再び脚光を浴びている。

 今から5年ほど前は、各ERPベンダーがこぞって製品のウェブ化を図った。今のようなクラウドやSaaS時代を想定したモノではないが、多拠点間で利用できるとして、中堅・大企業に受け入れられた。

 その市況を取材しているなかで、中堅ERPトップクラスのERP「ProActive」を有する住商情報システムが、新版でウェブ化した「ProActive E2」の販売が好調との情報が入った。同社に取材をすると、導入目標値が高いだけでなく、営業人員(ゼネラルパートナー)を従来の2倍の約400人にするとの情報を聞き込むことができたのだ。

 ところが、好調な領域は中堅上位から大企業で、これ以降は、前バージョンが得意としてきた中堅下位のエリアが伸び悩んだ。理由は、ウェブ化したことで導入・開発が煩雑になり、中堅下位に導入するには時間がかかりすぎ、パートナーが音(ね)をあげたためだ。この反省を受け、中途で大幅改良している。(谷畑良胤)