「閉塞感漂う日本市場だけでは生き残れない! 海外に眼を向けるべき」最近、業種・業界を問わず、頻繁に叫ばれる共通の言葉だと思います。
その対象として挙がるのが、「BRICs」と呼ばれるブラジル、ロシア、インド、そして中国。とくに中国市場には、その人口の多さと成長率の高さから、数多くのITベンダーが進出しています。
しかしウェブ会議システムでトップシェアのブイキューブは中国ではなく、東南アジアに進出し、しかも日系企業ではなく、現地企業を対象にビジネスを展開する体制を整えました、
市場規模が小さいにも関わらず東南アジアに着眼したのは、ウェブ会議システムを受け入れやすい環境だと判断したから。国内を制したITベンチャーが、東南アジアという日本のITベンダーが今あまり目を向けていない市場でどの程度受け入れられるのか。見ものです。(木村剛士)
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ブイキューブ、東南アジアへ進出メールマガジン「Daily BCN Bizline 2010.8.6」より