今日のひとことWeb版

国産ソフトウェアの真価が問われる

2010/11/02 15:26

 これまで国産ソフトウェアメーカーは、海外市場で外資系メーカーの後塵を拝していました。近年は、中国を中心に海外進出を加速していますが、主要ユーザーは日系企業の海外事業所です。

 生産スケジューリングシステム「Asprova」を開発・販売するアスプローバの藤井賢一郎・上海法人総経理/日本本社副社長は、「中国に進出しても、日系企業だけをターゲットにしていたら数が限られる。相当な数の地場企業にも、拡販していくことが重要だ」と断言します。

 国産ソフトウェアの真価が問われるのはこれから。やるべきことは山積しています。(信澤健太)

【記事はこちら】
アジアで通用するか、国産パッケージ 現地地場企業のニーズ取り込みが課題
メールマガジン「Daily BCN Bizline 2010.11.2」より
  • 1

関連記事

<インタビュー>中国ビジネスを加速させるアスプローバの挑戦