店で買いものをすると、会計時に会員になるかならないかを聞かれることがあります。これまでは、紙に名前やら住所やらを書くのが面倒で断っていました。
この会員登録システムが、最近は「携帯をリーダにかざすだけで、お得な情報が手に入ります」に変わってきています。これだと本当に手軽に登録できるので、店員さんにいわれてついついかざしてしまいます。
消費者が必ず持っている携帯電話を活用した顧客の囲い込みが、リアル店舗でも本格化しています。そんななか、ソフトバンクギフトとバリューデザインは、「モバイルギフトカード」の導入を支援する「モバイルギフトASPサービス」を開始しました。
企業側からすると、従来のプラスチックカード型ギフトカードの電子化で、製造・流通コストの削減が期待できますし、消費者からしてもカードを携行する必要がない。クラウドとモバイルを活用することで、さまざまなメリットが期待できそうです。
今日はクリスマスイブです。そのうちに、クリスマスプレゼントも携帯で、などという時代が来るかもしれません。(鍋島蓉子)
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国内初のケータイ向けクラウド型ギフトカード、ソフトバンクギフトほかメールマガジン「Daily BCN Bizline 2010.12.24」より