旅の蜃気楼

今年の「年頭所感」は大吉で決まり!

2011/01/20 15:38

週刊BCN 2011年01月17日vol.1366掲載

【内神田発】日めくりを1枚めくると、新年。このたった1日で新しい清々しさが充満する。素晴らしい節目だ。年明けの『週刊BCN』は、毎回、華やぐデザインを工夫している。2011年は朱色を基調にして、「おみくじ」をカットに使った。皆さんの新年のおみくじはいかがでしたか。大吉を引くと気分よし。吉はまあいいんじゃないか。

▼事業は神頼みではラチがあかないので、『週刊BCN』では毎年、100人の経営者の年頭所感を掲載している。2011年の印象は、「皆さん、力強く方向性を指し示しておられる」というものだった。おみくじにたとえれば、“大吉”だ。昨年は「改革」「変革」「変化」の所感が大半を占め、その変革の中味を探るのが2010年だ――といった論調であった。おみくじでいえば、末吉である。

▼新年の二つの号から大吉の年頭所感を披露すると――。富士通は「攻め続ける精神、鮮明に」。NECは「グローバルで『OneNEC』を推進」。野村総合研究所(NRI)は「『所有から利用へ』の流れをつかむ」。ITホールディングスは「市場の流れを常にリードする」。「中国」「力強く一歩を踏み出す」「加速」「守りから攻めへ」「世界で躍進」「連携」「わくわくすることを」「ジャンプの年」…。極めつけは「光明」だ。年頭所感の言葉をつなげるだけで、今年の大吉をあぶり出すことができる。

▼グローバルを指向して、とくに隣国の中国市場での事業展開に弾みがつく年の気配がする。一年の初めは気配、半ばから兆しへ、そして年末には兆候になる。よい年になるかどうかは、有言実行にかかっている。「現場にずーっと愛を」という年頭所感もある。そして願わくば、「任せた! といわれる企業に」となる。今年の年頭所感は大吉だ。成長につながる“大吉”だ。夢ではない現実だ。(BCN社長・奥田喜久男)

昨年の年頭所感は、どちらかといえば躍動感に乏しかったが…
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