先週、ある人から電話をもらいました。声の主は、NECのある社員でパソコン事業歴十数年の方。私の貴重な情報源であり、業界の大先輩です。
私が書いた記事に対して、ひとこと言いたかったようで、「最近情報交換していなかったからなぁ、近々会おうよ」。
この記事では、レノボ・NEC連合の誕生が業界に与える影響、販売点の率直な意見を書かせてもらいました。決して、NECを批判するつもりはありませんが、NECにとってPRにつながる内容でもないので、もの申したかったのでしょう。またお会いしていないので記事にはできませんが、その方は一つ貴重な情報を教えてくれました。
「俺たちは、全国の家電量販店や販売店の行脚を始めた。今回の協業の話を一つひとつ、足を運んで説明している」。この方も、すべての状況を把握しているわけではないはずです。それでも、この連合がプラスに働くよう、できる範囲内での活動を始めました。NECのパソコン新展開。今、現場が動き始めています。(木村剛士)
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レノボ・NEC連合の衝撃 揺れるIT業界、見方はさまざまメールマガジン「Daily BCN Bizline 2011.2.14」より