「巷で有名なあのサービス、誰がつくったんですか?」という問いかけに対して「あれは俺がつくったんだよ」と皆がいう。結局、誰が企画して“あのサービス”をつくったのかわからない。でも、チームのみんなでサービスを立ち上げたから、「アレ、オレが作ったんだよ」とそれぞれが主張しても、嘘ではない。リクルートでは、これをいい意味で「アレオレ詐欺」というそうです。
IT業界の人脈をたどる『週刊BCN』の連載「悠々人脈」。楽天の橋場一郎氏から3人連続でリクルートの事業開発室出身者が登場します。リクルートは、情報誌型のビジネスだけでなく、自社で先端技術を用いたビジネスを立ち上げるために、2005年に「事業開発室」を設置しました。3人をつないだのは、いろいろな専門スキルをもったいろいろな個性が、情熱をもって新事業の立ち上げに携わる「動物園」のような部署でした。(鍋島蓉子)
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ビジネスの枠を超えたつき合い――楽天 橋場一郎 プラットフォーム開発・運用2課課長メールマガジン「Daily BCN Bizline 2011.3.10」より