ブルース聴きながら魚料理を

　神戸仁氏は、エムオーテックス（MOTEX）の元取締役で、現在は大阪府で経営コンサルティングサービスを手がけるインフォフラッグの代表取締役を務めている。その神戸氏がひいきにする店が、東京・新橋の居酒屋「大関」である。IT業界の知人に5～6年前に連れて行ってもらって以来、東京に出張して時間がある時は、必ず顔を見せるという店だ。

　「新鮮な魚を味わえるのが『大関』のいいところだが、それ以外の肴も旨い。とくに『とんとろにんにく』というにんにくを使った肉料理は絶品で、酒との相性がすごくいい。魚料理の後にとんとろにんにくを食べて口直しして、また魚を食べる」のが神戸氏のパターンという。

　もう一つ気に入っている理由は、店内にかかっているBGMだ。「お店の雰囲気は、どこにでもあるような、普通の新橋の居酒屋。なのに、なぜかBGMはブルースが流れている。店主に聞いたら、とくにブルースが好きだからというわけではないそうだ。すごくミスマッチなんだけど、ブルースが好きな私にとっては、好きなジャンルの音楽を聴きながら、落ち着いた気分で酒を楽しめる貴重な空間になっている」。


東京都港区新橋4-15-1
岩崎産業ビル1F
03-3431-6549
平均予算：5000円（夜）