ERP（統合基幹業務システム）の論客として、よく取材にうかがうのがスーパーストリームの山田誠マーケティング企画部部長です。スーパーストリームは、財務会計・人事／給与システムの「SuperStream-NX」を開発・販売する専業ベンダー。山田部長は、開発元に籍を置いていた時期も合わせると、約14年にわたって「SuperStream」事業に関わり、積極的に情報発信に努めている“ミスター スーパーストリーム”です。

　「『SuperStream』に触れているときが一番幸せ」と語り、国産製品のきめ細やかさがグローバルでも通用することを確信しています。「国産ならではの強みを前面に押し出して、泥臭くやってきたつもり」。しかし、グローバルではSAPやオラクルなどの外資系ITベンダーが圧倒的な支持を得ており、市場開拓には困難が伴います。最新の「NXシリーズ」は、2011年度に多言語対応・多通貨対応が完了し、本格的な日系企業への提案活動を開始しました。本当の勝負はこれからです。（信澤健太）

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