遅ればせながら、わが家で購入する本をすべて電子書籍に切り替えました。狭い安普請ですので、場所を取らない電子書籍は本当に助かりますし、電子書籍を代表するAmazon Kindle(タブレット向けアプリを含む)の使い勝手のよさは目からウロコが落ちる思いです。

 情報サービス業でも、こうした電子書籍の使い勝手のよさを、例えば現場で使うマニュアルや会議資料、図書館の電子化に役立てるケースが増えています。Amazonが個々の企業のマニュアルや会議資料を電子化してくれるとは思えませんので、これは自然な流れです。

 ウェブでの閲覧も便利なのですが、電子書籍は分厚いマニュアルや会議資料を体系立てて読むのに適している印象を受けます。電子書籍という閲覧方法は、Amazonだけにとどまらず、さまざまな業種・業態に向けて、さまざまなベンダーによって活用されるべきものではないでしょうか。

 SIerやITベンダーは、従来のウェブとは異なる電子書籍特有の仕組みや使い勝手のよさを、自らの情報サービスビジネスのユーザーインターフェースに落とし込むことができるかどうかが問われます。(安藤章司)

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メールマガジン「Daily BCN Bizline 2014.2.27」より