『週刊BCN』の連載「営業マネージャーたちの最前線」では、IT企業で奮闘している営業リーダーに、営業現場での様子やマネージャーとしての工夫などを語っていただいています。ここでは、紙面では掲載しきれなかったエピソードをご紹介します。 *「営業マネージャーたちの最前線」本編は『週刊BCN』1526号(4月14日号)に掲載しています。ぜひご覧ください。

[語る人]

●profile..........
長谷川 隼也(はせがわ としや)
 大学卒業後、2004年、キヤノンシステムソリューションズ(現キヤノンITソリューションズ)に入社。ファイアウォール製品である「SonicWALL(ソニックウォール)」の営業に携わる。2012年1月、ウイルス対策ソフト「ESET(イーセット)」の事業部隊に移り、キッティング(組み込み)を手がけるシステムインテグレータ(SIer)に対して「ESET」をプログラムとして提供する営業を統括。

●所属..........
プロダクトソリューション事業本部
セキュリティソリューション事業部
エンドポイントセキュリティ営業部
第一課主任
●担当する商材.......... ウイルス対策ソフト「ESET」
●訪問するお客様.......... 「ESET」を端末に組み込み、OEM提供する販売パートナーであるSIer
●掲げるミッション.......... OEMビジネスを伸ばし、「ESET」事業の成長につなげる
●やり甲斐.......... 部下の管理に力を入れることによって、現場では味わえない「違う次元の仕事」ができること
●部下を率いるコツ.......... 会話のとき、部下が心を開くよう、仕事以外の話題から入って自然に仕事の話に導く
●リードする部下.......... 企画・開発メンバーを入れて6人

 私はいま、キッティングを手がけるシステムインテグレータ(SIer)にウイルス対策ソフト「ESET」をプログラムとして提供する営業部隊を率い、あわせてキッティングを切り口としたビジネスユニット(BU)のリーダーを務めている。

 今年は、「ESET」を新たに月額版として提供するプロジェクトを成功に導きたい。その準備段階として、現在、企画・開発・営業の連携をより一層強くするために、社内コミュニケーションの徹底強化を図っている。月額版をツールに、これまでの年間版でリーチすることができなかった市場を開拓し、「ESET」事業部のなかでキッティングBUの存在感を高めていきたい。

 私はいまの業務に就く前に、ファイアウォール製品「SonicWALL」の営業に携わっていた。実はそのとき、新しい挑戦を求めて転職を考えていた。ところが上司に相談したら「ぜひ残ってほしい」と強く言われ、結果として、まったく違う製品を担当し、体制づくりからチャレンジする現在の部署に異動した経緯がある。私は自らが現場に出て商談を進めることにもやり甲斐を感じるが、リーダーとしてユニット全体を動かすことが、いまの仕事の一番おもしろいところだと思っている。今後もバリバリと管理職の道を歩み、違うステージの仕事に挑んでいきたい。